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執筆者の写真京都 みんなの想火

竹林整備のWSを開催しました!

更新日:2022年3月14日

1/16(日)、3/13(日)の2日間で竹林整備の講座とワークショップを開催しました。

今回は竹林のプロ、市嶋さんを招いて竹林の生態や竹林整備の方法についてレクチャーしていただきました。

(1/16の整備の様子を取材して下さったyahoo記事はこちら

作業に入る前に、竹の生態や竹林の整備について参加者からの質問形式で講義の時間。

竹林整備にこれから携わりたい方や興味のある方が多かったので、たくさん質問が出て話が弾みます。







竹は地下茎で繁殖していき、根の節から竹の子が伸びて成長し、竹になっていきます。

私たちが普段目にしている竹は、木でいう枝の部分なんです。


そして、初めて知ったのですが、竹にも花が咲くんです。

数十年〜百年に一度、花が咲き、開花後には枯れてしまうのです。

近年、ハチクやマダケの一斉開花が見られているそうで、開花に立ち会える機会があるかもしれませんね。





そして、竹林整備で必ずと言っていいほど話題に上がるのが腰高伐採と根本伐採。


最近は腰高伐採が流行りだそうですが、子供から大人まで様々な人が入る私たちの竹林では、転倒時の危険防止のため、根本で伐採しています。


根本は厚みがあってとても切りにくいので、まず切りやすいところで倒してから地面すれすれで再度短くしていくのがおすすめです。



使う道具について。

竹用のノコギリは普通の木材用のノコギリと比べて歯が細かいのが特徴です。

また、刃が丈夫なので硬い竹に適しています。


竹あかりのドリルもそうですが、用途に合った道具を使うことで安全に楽に作業ができるようになるので、正しい道具を使うことが大切です。


チェーンソーは便利ですが、伴うリスクが大き過ぎるので、素人は手を出さないのが無難です。

私たちもチェーンソーは市嶋さんにお任せです。




初めての方も多かったので、竹の切り方についても指導いただきました。

竹はしなるので、どちらに倒すか、切っている途中で跳ねてきた場合、自分がどこにいれば安全かを考えながら作業します。

倒す時には周りに声かけしながら、周囲の安全に気を配ることが重要です。












いざ、伐採!

最初は慣れないノコギリに戸惑いながらも、一生懸命進めていきます。

みなさんどんどん上達して、後半は軽々切れるように。

頼もしい!!




まっすぐ生えている青竹を倒す時は、こうやって抱えて走ります。

枯竹と違って水分をたくさん含んでいる青竹はとっても重いので、足に落とさないように注意!

この青竹を倒す瞬間は、大変だけど達成感と爽快感を味わえます。




右 1回目の整備前

左 2回目の整備後

こんなにスッキリ空が見えるようになりました!



一年数ヶ月前に整備を始めた時には足の踏み場もなく、倒れた枯竹だらけで、間隔も密集していた”THE 放置竹林”だった竹林が、陽の光が入り、風の通る竹林へと生まれ変わってきました。


一緒に整備をしてくださったみなさん、本当にありがとうございます。

講師の市嶋さんもたくさんの学びをありがとうございました。参加者の方々の笑顔が最高でした!


これから春は筍の時期。

昨年は不作年に当たってしまい、筍掘りが開催できなかったのですが、今年こそは!!と思っています。

どうかたくさん筍出ますように〜!!

桜の時期=筍の時期だそうなので、みなさんお楽しみに!

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