竹あかり 全国一斉点灯
in 京都
日時 : 2021年7月22日(木)19時点灯
【2021年7月27日(火)まで展示】
場所 : 新京極六角公園(ろっくんプラザ)
後援 : 京都府
国宝「鳥獣人物戯画」竹あかり
「鳥獣人物戯画」とは
今から約800年ほど前に製作され、栂尾山高山寺に伝わる甲・乙・丙・丁の全4巻からなる絵巻物です。
動物達が擬人化され遊び戯れる様子が描かれており、作者不詳、日本最古の漫画と言われています。
今回、私たちの活動に賛同していただいた高山寺さんに正式に使用許可を頂けたことで、製作が実現しました。
鳥獣人物戯画の中でも特にみなさんに親しまれている「甲巻」を大きな一枚絵の竹あかりと一節サイズの竹あかりで絵巻物のように表現しています。
一節サイズの絵巻物竹あかりはワークショップに参加していただいた府民の方々と一緒に製作しました。
鳥獣戯画のデザインは京都芸術デザイン専門学校の学生の村井泰河くんが製作担当しています。
一節サイズの絵巻物竹あかりはワークショップに参加していただいた府民の方々と一緒に製作しました。
鳥獣戯画のデザインは京都芸術デザイン専門学校2年生の村井泰河くんが製作担当しています。
伝統工芸とコラボして生まれた
京都オリジナルデザイン
古都・京都らしく日本の伝統柄をモチーフにしたいという想いから誕生した京都オリジナルデザイン。
友禅和紙の丸山染工さんにデザインから型紙の製作までご協力いただきました。
市松模様は、柄が途切れることなく続くことから繁栄を意味し、縁起が良いとされています。
青海波には、無限に広がる波の文様に未来永劫の願いと人々の平安な暮らしへの願いが込められています。
こんなご時世だからこそ、見ていただいた方の心に平穏が訪れますようにと想いを込めて作っています。
和紙に一枚一枚手刷りされた型紙からは職人さんの技術と伝統工芸の歴史を感じられ、京都のまちが持つ文化の素晴らしさを実感します。
放置竹林の整備と
京都から発信する新しい循環
全国で問題となっている放置竹林。
竹林を放置すると、その成長のスピードと繁殖力の高さから周りの雑林を侵食し、生態系を変えてしまいます。
また、放置竹林がイノシシの隠れ場所や餌場となり、生息域拡大の要因の一つになっているとも言われています。
私たちみんなの想火京都では、定期的に竹林整備ワークショップを開催して府民の方々と共に整備をしています。
その時に切り出した竹を使って竹あかりを作ってまちを灯し、役目を終えた竹は竹炭にして肥料にし、土へと還します。
この新しい循環の形を京都から世界へと発信しています。
今回のイベントでは、一節サイズの竹あかりは全て放置竹林から切り出した竹を使用しています。
表面に胡麻状の斑点があるものは京銘竹の胡麻竹です。
胡麻竹の竹あかりは全国でも京都だけなので、じっくり観察してみてください。
竹あかりを通して
京都を笑顔で溢れるまちに
みんなの想火京都では、放置竹林を整備し、その竹で竹あかりを作り、京都のまちを笑顔で溢れるまちにする。役目を終えた竹あかりは竹炭にして肥料にし、土に還す。
この循環を大切にしています。
放置竹林の整備にも、竹あかり作りにも、マンパワーが必要です。
ご興味のある方、ぜひ一緒に活動しませんか?
ちょっと地球に良いことがしたい・まちづくりに本気で取り組む仲間になりたい・かっこいい竹あかりを作ってみたい・みんなでワイワイ身体を動かすのが好き・お子さんに体験させてあげたい etc.
動機は何でもOKです!
お問い合わせフォームよりご連絡ください。
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